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大雨対策


7月1日に続き、4日も大雨になりました。
地域にも、大きな被害は無かったものの、お住いの皆様には多大なご心配をお掛けすることになりました。
懸案となっているところなので、対策はしているものの、結果に結びつかない点は、申し訳無いことであります。

さて、一箇所目は「疋田3丁目地内」の7月1日のようすであります。
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消防も駆けつけましたが、雨の勢いが収まるまでは為す術もなく、雨が弱くなったところで水が引き始め、
ひと安心、だったのですが…。
なんと、その3日後、それ以上の状況に。
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実は、ここはこれまで懸案だったため、昨年、対策工事が終了したところだったのです。
この道路の真ん中あたりの地中に、人が屈んで入れるようなBOXカルバートと呼ばれる、コンクリート製の空洞があります。
降雨を一時的に貯留させて、下流側の「水窪川」へ放流する方式の「雨水幹線」と呼ばれる、施設です。

ようやく工事も完了し、少しだけ安心していたのに、今回の雨で、全く機能していないことを、まざまざと見せつけられました。  確かに、こんなに流れている川では、流そうにも新しい水が入る余地はなさそうです。
簡単な事なんですが、下流側の「水窪川」の水位が高くて、排出できないため、当然溜めきれない状況です。
「雨水幹線」設置という対策では、残念ながら完璧とはならなかったようです。
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実際、当日の下流側の「水窪川」水位は氾濫を心配するほどの流量だったうえに、さらに下流の「水窪川」と
「柳橋川」の合流地点でも、かなりの水量ですから、今後の対策は、下流全域に渡る大規模な河川改修が
必要になろうかと思いますので、今後の進展には時間がかかるのだろうと、感じてしまいます。
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時間がかかるとは言え、実際にお住いの方々の不安は相当なものだと思いますので、次なる対策の検討を始めます。