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2つのパネルディスカッション


10月17日、18日と2つのイベントに出席しました。

17日は教育委員会主催の「金沢 絆シンポジウム」です。

昨年も出させていただいた会ですが、今年は昨年よりも良かったように感じます。
今年のテーマは「豊かな心を育み、金沢に愛着と誇りをもつ子を育てるために」とありまして、
(昨年は命を取り上げていましたが、教科書どおりの会でちょっと残念と感じました)
私がいつも不満を覚える「教育委員会独特の授業のような会」とは違い
落とし所が決まってる主催者側の一方的なパネルディスカッションで無く、良かったと思います。

ただ「豊かな心・・・」では、なぜか読書の話ばかりだったのは残念でしたが・・・ しかし「金沢に愛着と誇り・・・」では、パネラーも金沢に愛着をお持ちのようで、 熱い内容の話題が続出し、参考にすべきものがいくつもありました。

私が判断するのは恐れ多いですが、教育長が変わったことも影響しているように感じます。
前の教育長も頑張っておられましたが、一歩進んでいる感覚を受けています。
これまで、教育委員会はどちらかといえば、閉鎖的なイメージを持っていましたが、もっと開かれた、
組織だったら良いと思います(主観です間違ってたらごめんなさい)。

18日は、 鈴木大拙「1周年記念講演:金沢・現代会議」
―現代に生きる・現代を生きる― といったテーマです。

昨年もあった会ですが、大拙氏が宗教哲学者とあって、難しいものでした、
今年は新たなパネラーとして加わった「玄侑宗久:作家」「岡村美穂子:大拙館名誉館長元秘書」
このお二人が大変わかりやすく、ちょっとした刺激になりました。
前日の全く違う会の中にあった「金沢に愛着と誇り・・・」で取り上げていた話と
なんだかかぶってしまって、うまく言えないんですが大事なきっかけを貰った気がします。
(ごめんなさい、うまく伝えられない・・・)

こういった刺激が大事な仕事なんだと実感しており、成果にしていかなければいけませんね。