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公契約条例について


7月23日 全国都市会館(千代田区)にて

連合が取り組むテーマの中に「公契約条例」があります。
入札には、詳しいと思っているので参加させて頂きました。

現在のダンピングに近い入札の改善方法が無いものか、あらゆる方向から考えなければならないですね。

この「公契約」条例の原理は、「地方自治体などとの契約について」になるのですが、
どこに縛りをかけるか?といえば
行政が絡むにも拘わらず、「行政法」でなくて「民法」になるそうです。
解りにくいのですが、末端の作業者を守るための法なので、請負者の下にいる人を守るための為の物です。

ここまでですと、正直現在ワーキングプアとも言える「中小企業経営者」については、
もっと大変になるように受け取れます。
ただ、今回研修のパネリストの中に、経営経験者の都議会議員の方がいらして、
契約といった観点から、「請負後の現地と設計書との相違による変更についても、きっちりさせる」
とのこと、そのうえ、職員のスキルの問題にも触れていました。
このことは、これまでも業者間で言われて来たことなので、これが出来るならば、進めることは可能です。

行き詰った感じのある「入札」について、新たな切り口になるように取り組みたいと思います。

 

右側写真の「都議会議員のしのずか元さん」が、経営経験者で大変な参考意見を頂きました。