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平成26年12月定例月議会の一般質問


12月定例月議会での一般質問の原文です。
初めての「一問一答」に、時間配分が出来ずに、用意していた質問があと数点あったのですが、出来ませんでした。

質問の機会を頂きましたので会派みらいの一員として以下数点お聞きします。
質問に先立ち、11月22日に起きました長野県北部地震で被災された皆様にお見舞いを申し上げます。
幸いにも亡くなられた方はいませんでしたが、亡くならなかった理由が地域の絆であった事は、学ぶべき教訓だと思います。
ただ、その分報道が少いように感じ、救援物資等の不足にならないようにエールを送りたいと思います。

はじめに、公衆無線LANについて伺います。
本年7月に金沢市議会姉妹都市友好訪問でイルクーツク等を訪れました。この時、旅行者として海外を訪
れる際のインターネット環境の整備について実感させて頂きました。
現地では宿泊するホテルにはだいたい無線LANがあるのですが、訪問先どこでも無線LANが繋がると言う訳にはいかず、高額な通信費を考えると、調べたい事がその場で検索できないという事は、日頃からスマートフォンを使用するものにとっては、大変不自由だったと感じました。
このことから、スマホ普及率の高い外国人観光客の皆さんが金沢を訪れるにあたり、インターネット環境が整備されている事を望んでいるであろうと想像できます、特に見知らぬ土地では、使いなれたナビゲーションや翻訳のアプリが使えることは大きな安心になると思います。
昨年1年間に石川県を訪れた外国人観光客が19万人を超えていますし、現在も進んでいる円安の影響からか、以前に比べ観光客と思われる外国人を多く見かけます事から、無線LAN環境の整備は重要と考えます。
本市は他の都市よりもかなり先行しているとお聞きしていますが、そのことについていくつかお伺いします。

① 市長の一期目のマニフェストに「公衆無線LAN化を実現します」とあり、その点について、公約通り本市は他の都市よりもかなり先行しているとの事ですが、先行していると言われている点について、その理由と現状を、お尋ねします

② 1月から本格運用が予定されている、KANAZAWA FREE Wi-Fiについて、これまでの整備との、違いや今後の取り組みについてお伺いします。

③ 現状では点から線になりつつあると考えられますが、さらに利便性を向上させるためには、面にする事が望まれますが、そのためにはどのような問題があるのか、お尋ねします。

④ エリアを広げるという考え方から、設置する組織が多い方が良いと思われますので、県との協力が重要ですが、現状と今後はどのようになっているのかお伺いします。

次に、金沢マラソン・障害者対応についてお伺いいたします。

先日の組織委員会では、参加者の募集開始が決議され、ランナーは3月16日から募集開始と伺っております。
また、障害をお持ちの方々のために優先枠が設けられ、障害者手帳をお持ちの方を対象に募集されると伺っており、障害者スポーツの振興にも配慮されているのではないか捉えています。
しかしながら、参加される方の障害の程度や内容は様々であり、気持ちよく走っていただくためには、様々な配慮が必要と思われますことから、障害者ランナーの受け入れにあたり、どのように対応をお考えか幾つかお伺いします。

①プレ大会を見て感じたのですが、参加人数があの時の倍になりますことから、受け付けやトイレなどハード面はどのように準備されるのかお聞きします。

②障害者の受け入れには、日頃からさまざまな障害者を支えている団体に協力頂く事が重要だと考えますがその点についてお聞きします

次に、交通対策について伺います。
 11月9日の金沢マラソンプレ大会では、天候にも恵まれ5,600名ものランナーが参加されるなど、大盛況であったとお聞きしています。
一方、今回のプレ大会は、来年の金沢マラソンの試行を兼ねての開催ですので、交通規制やボランティア、そして沿道応援など、来年に向けての課題等の検証が非常に重要であり、このような問題や課題を放置したままでは、本大会の成功はおぼつかないことは言うまでもありません。
そこで、来年に向け、今回の問題点や課題に対し、どのような対策を講じるお考えか伺います。

①周知の方法についてですが、今回の交通規制に関しては、通行者などから「交通規制を知らなかった」、「迂回路がわからない」、「(交通規制中の)バスの運行経路がわからない」などの意見があったとお聞きします事から、告知が少なかったように感じています。
くわえて、沿道では、交通規制によって生活に支障を感じたなどの苦情や、後方のランナーの時に交通規制解除前に一般車が道を走りコーンの撤収が遅れ通行に支障をきたすような状況、また、ランナーがいない時に道路を横断しようとした人がいたなど、様々な問題・課題があったとも耳にしますが、長時間わたる交通規制であることから効果的な告知方法が必要と考えますが、対応策をお伺いします。

次にボランティアについて伺います。
 大会の運営に、交通規制とならび重要なのが、ボランティアスタッフの確保です。先日のプレ大会でも選手受付や沿道での給水など、各々の役割を担っておられましたが、このボランティアの対応が、大会の評価を決める重要なポイントになると考えます。
しかしそのボランティアで参加した人の中にはリーダーが仕事内容を十分理解している人が少なく、人によっては指示が違っていた等、的確な指令を出してくれるリーダーは少なかったとの声や、沿道の市民の方からの苦情が多かったなどの声も耳にしました。

①そこで、こうしたボランティアの確保に向けて、現在、どの程度準備が進んでおられるのか、進捗をお伺いします。
 
私の知るボランティアスタッフから出てくるものは批判が目立ちますが、今年のプレ大会は今までの市民マラソンとはかなり違いがあったようで、参加されたランナーは車と並走する事も無く、安心して走れたとの声を聞きますし、皆さんニコニコと走っていましたので、金沢マラソン本大会ではランナーだけではなくスタッフも笑顔で参加できる大会になって欲しいと願っています。

 加えて、参加されるランナーにとって、何よりもうれしいのが沿道での応援です。プレ大会の参加者からも「沿道での応援が大変励みになった」や「苦しくなる後半は5kmごとにブラスバンドや太鼓の応援があると元気づけられる」との声も耳にします。

①プレ大会では、沿道に数カ所の「応援スポット」を設けるなど、本大会に向けた試みが実施されておりましたが、来年に向け「応援スポット」の運営の中心となる地元の方々の準備は、どの程度進んでおられるのかお伺いします。

②先にも述べましたが、「白万石行列より長時間の交通規制」となることから全市を挙げたお祭り気分を造り上げ、マラソン全体を盛り上げる取り組みが必要だと考えますが、ご所見をお伺いします。

次に町家について伺います。
7月の姉妹都市友好訪問でサンクトペテルブルグを訪問しました。
1990年に「世界遺産」に登録され、ロシア帝国時代に建造された歴史的な建造物が美しい街ですが、そのような町でも町並保存が大変であると、言う事をお聞きしてきました。
 なかでも、「スカイライン」という言葉が印象に残っていて、屋根の高さがきっちり連なって続く「線」を「スカイライン」と呼ぶそうで、本市の町家の軒先が連なる様(さま)を連想させる言葉で、町並を考える上において良いヒントになったと思っています。
 ただ、このように「世界遺産」に登録される程美しい街並みでも、それぞれが民間のものである事から、突然なじまない建築物が現れるなどの、課題もあるようで、どの町にも共通する問題が有るのだろうと思います。
 最近では、町家を再生した飲食店などもすこしずつ増えて来ているように感じていますので、民間の活力も上手く活用していくべきだと考えますが、民間との連携についても進めて頂きたいと思います。

① そこで提案説明にもあり現在、「町並や町家の保護、保全を目的とした」と言った観点から、実施設計が進められている金澤町家情報館ですが、どのような施設として整備されるのかお尋ねします。
② 整備することによって、どのような成果を想定されているのでしょうかお尋ねします。
また、昨年3月の定例議会でも町家情報館を市立工業の生徒へ題材として提供出来ないかとの質問をさせて頂きました。その後、市立工業の生徒が何度か現地で建物を視察し、課題研究の題材として取り組ませて頂いたそうであります。
その中で、3年生のデザイン班の生徒1名が制作した、旧川縁米穀店を題材にした「ゲストハウス(古民家の活用)」をテーマにした作品が、公益社団法人石川県デザインセンターが主催する「石川県デザイン展」の高校生部門で奨励賞を受賞しました。

③ 本市の高校生が町家情報館をテーマにした作品で「石川県デザイン展」に入賞したことについて、市長のご所見を伺います。

 ① 町家情報館が整備されることによって保全や利活用がうまく展開されれば、増えつつある空き家対策にも効果が期待されると考えますが、いかがお考えかお聞きします。
② 町家情報館には体験する機能が有るようですので「金沢風ライフ」などとの事業と連携をする事によって、定住促進にも効果を期待しますが、お考えをお聞きします。
③ そうなるには、庁内の横断的な連携が必要と考えられますが、組織の連携の方策をお聞かせ下さい。

次に、新しい公共交通について伺います。
来年3月の北陸新幹線開業を契機に訪れた皆さんにもわかりやすいように、とのことから、先日「駅の出入り口の名称」も変更されるとの発表があり、金沢の新たな魅力が加わったのではないかと感じています。
その新幹線によって、多くの皆さんが金沢を訪れることになると、誰もがそう期待しています。しかし、そうなることを考えますと、期待と同じ様に本市の現在の交通状況について不安が懸念されます。
最近の、駅前の商業施設のバーゲンによる駅周辺の渋滞は相当なものとなっていて、近隣の皆さんの生活にも悪影響を与えているとのことであります。
ひどいときには、南の元車交差点付近から、北は北安江交差点を超えますし、武蔵が辻交差点を超える所までが止まってしまうこともあるようですので、原因となる施設に努力して頂くことはもちろんですが、バーゲン時期の常識になりつつある駅周辺の渋滞についても、対応策が必要だと考えます。
渋滞対策とすれば、マイカーの流入を抑制することが必要で、それについては、年始にパーク・アンド・ライドを実施すると聞いており、そのことも有効と考えます。
もちろん、通常新幹線でお越しになる皆さんについては、バーゲンが毎日行われているわけではありませんので、すべてが渋滞に巻き込まれると言う事ではありませんが、市内の移動は公共交通になると予想されますから、駅を出た後の移動手段についての、公共交通機関の充実が急務だと思われます。
公共交通については、市長も「新しい交通システム」の必要性について、触れてこられましたし、今議会の提案説明の中で「公共交通網の整備について第二次交通戦略策定検討委員会にて新しい交通システムの導入を含め検討する」という旨があります。その、新しい交通システムの今後の取り組みについて、いくつかお伺いします。
① 第二次金沢交通戦略の中で、新しい交通システムがどのように位置つけられるのかお伺いします。
② 来年度予定されている、交通実験の内容についてお伺いします。
③ 今後、新しい交通システムの導入に向けたスケジュールについてお伺いします。

新しい交通システムとして富山市がLRTを取り入れてうまくいっていますが、本市のように道路幅員に余裕がない町には難しいように感じます、そこで、
① バスを利用したBRTも一つの候補と考えられますが、市長のご所見を伺う
では、このBRTをうまく取り入れている事例を挙げますと、
東日本大震災から約3年9か月が経っていますが、大変大きな出来事でしたし、震災がれきの受け入れについての議論もあったので、これまでに何度か被災地を訪れました。
現地では、津波の被害によって流されたり、ゆがんでしまった線路やトンネルが放置されているのを見てきましたが、「もったいないな」、「なんとか復活できないかな」と感じていました。
その線路について、宮城の気仙沼線ではBRTという形で、昨年8月から暫定開業し、12月から本格運行しているとのことで、なるほどうまく使った形で復活しています。
これは、線路を撤去しバスをバス専用路線として走らせることによって、橋などが流されていて復旧できない部分を一般道路で迂回し、元の線路を走らせることが出来る部分は線路があった場所を走るといったものです。
これですと、金沢駅から浅野川線の路線を専用路線として走り、内灘駅から一般道で金沢医科大病院まで乗り継ぎなしで行けると思うのですが。
くわえて、現在同じ企業が運営しているにも関わらず、電車だけICカードが使えなくて不便との声のある、
そこで、石川線や浅野川線もレールを撤去してBRTを走らせ、バス専用路線にならないものか、検討の一部に組み入れて頂きたいと思いますが、ご所見をお伺いします。

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