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30年度の常任委員会視察②


二日目(24日)は、気仙沼市へ
「東日本大震災時の被害状況とその際の対応、その後の防災減災対策について」
気仙沼は震災の翌年に、市長が「震災ガレキ」の受け入れを表明したことで、調査を兼ねて訪れて以来になります。

フカヒレの町として有名で、その名も「シャークミュージアム」、その中に「震災の記憶」ゾーンがあります。
15分程度のビデオですが、今見ても怖ろしいと感じるショッキングな映像が流れていて、重いですが来て良かった。
津波の水位もしっかり表示されています、映像同様自然の驚異を実感します。

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気仙沼市役所では、担当課からの説明を受けますが、こちらでは明治三陸津波(1896)、昭和三陸津波(1933)、
チリ地震津波(1960)と、数十年に一度は経験しているので、準備はしていたものの、想定を超える津波だった。
「津波てんでんこ」の言葉どおり、津波の避難は自己責任だと言うことを、実感した。
町の様子は、まだまだ復興とまでは言えないようだが、着実に進んでいます。

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終了後、気仙沼の駅へ
津波の前は、鉄道が通っていたのですが、津波によって橋や盛土部分が流され(この部分の復旧はお金がかかる)
たことから、前線レールを撤去して、バス専用路線にした。
走るのはバスなので、橋の無い所は一般路を使って迂回し、鉄道ではなく、BRTとして復旧した。

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